札幌で新たな取引先や協業相手を探していても、どの異業種交流会を選べばいいのか迷うことはないでしょうか。
交流会によって参加者層や交流方法は異なるため、販路開拓、協業先探し、地域での人脈形成など目的に合った交流会を選ぶことが大切です。
本記事では、札幌で異業種交流会を探している経営者に向けて、5つの会の対象者・形式・参加費・特徴を比較します。
選び方や参加前に確認したいポイントもあわせて解説します。
【比較表】札幌でおすすめの異業種交流会5選

札幌の異業種交流会は、参加者層や交流形式によって出会える相手や話せる内容が異なります。
ここでは、おすすめの5つの交流会を参加対象・開催形式・参加費・開催情報で比較します。
| サービス・交流会名 | 主な参加対象 | 開催形式 | 参加費 | 開催情報 |
|---|---|---|---|---|
| AKEY会 | 法人の取締役以上 | 少人数・着席型のランチ、夜の会食など | 要問い合わせ | 全国各地でランチ会を案内。札幌開催・札幌企業の参加可否は運営へ確認 |
| 札幌商工会議所の企業交流会 | 会員・非会員企業の経営者、従業員など | PR、グループ交流、自由交流、テーマ別交流など | イベントごとに異なる | 2026年度は複数回を予定。次の掲載予定は8月3日 |
| MMU異業種交流会 | ビジネス交流を求める人。基本的に参加可 | 着席ランチ、夜の交流会、PR・名刺交換 | ランチ一般2,000円・会員1,500円など | ランチは毎週水曜、交流会は毎月第3火曜と案内 |
| 異業種交流会TACT | 会社員、会社経営者、個人事業主、士業など | 札幌会場での対面交流 | 当日3,000円、早割2,000円 | 公式ページに会場案内あり。次回日程は公式サイトで確認 |
| ターニングポイント交流会 | 会社員、経営者、個人事業主、起業準備中の人 | 立席・自由交流、名刺交換 | 2,000円 | 札幌ページの掲載日程は終了済み。次回日程は公式サイトで確認 |
※掲載順は客観的な順位ではなく、各会の優劣を示すものではありません。参加費と開催情報は2026年7月22日時点の公式情報です。
AKEY会|取締役以上を対象とした少人数の会食型交流会

AKEY会は、本記事を掲載する株式会社AKEY CONSULTINGが運営する、経営者向けの会食型コミュニティです。
- 経営者や取締役と直接話したい企業
- 立席での名刺交換より、着席して相手の事業や考え方を聞きたい企業
- 情報交換を通じて、受発注や協業の可能性を探りたい企業
法人の取締役以上を主な参加対象としており、事業の意思決定に関わる人同士で情報交換できる場を設けています。
レギュラービジネス会では、少人数の参加者が着席して会食しながら、互いの事業や課題について直接話すことができます。
| 比較項目 | AKEY会の内容 |
|---|---|
| 主な用途 | 経営者同士の情報交換、受発注や協業のきっかけづくり |
| 主な参加対象 | 法人の取締役以上 |
| 開催形式 | 少人数・着席型のランチ会、夜の会食、テーマ別の会など |
| 運営上の特徴 | 参加者一覧をもとに、経営者同士で直接情報交換できる |
| 札幌での開催 | 開催実績・開催予定は要問い合わせ |
| 料金・利用条件 | 要問い合わせ |
一方、条件に合う企業の選定や商談日程の調整まで任せたい場合は、紹介・商談支援型のサービスも比較しましょう。
参加する際は、会場で参加者一覧を確認し、「顧客候補」「協業候補」「情報交換したい経営者」などに優先順位を付けておくと、限られた時間を活用しやすくなります。
AKEY会の公式サイトでは、経営者同士の接点が契約や商談につながった参加企業の事例が紹介されています。
AKEY会を利用した企業の声
「現在までに10社以上の契約を獲得しました。」
株式会社プラス 代表取締役 山本修義様|AKEY会の活用事例を見る
「累計30回以上の参加を通じて、60件を超える商談に発展」
株式会社管理のプロ 代表取締役 松村史朗様|AKEY会の活用事例を見る
※上記は各社の個別事例であり、同様の成果を保証するものではありません。結果は事業内容や参加回数、提案内容、参加後の行動などによって異なります。
札幌で経営者とじっくり話せる機会を探している方は、札幌から参加できる会や今後の開催予定を確認してみてください。
札幌商工会議所の企業交流会|地元企業との販路開拓や協業先探しに活用
札幌商工会議所の企業交流会は、企業間の情報交換や自社PR、販路拡大、ビジネスパートナー探しを目的とした交流会です。
会員企業だけでなく非会員企業も参加でき、1社1分間PRやグループ交流、テーマ別交流など、開催回によって異なる企画が用意されています。
- 主な用途
地元企業との情報交換、自社PR、販路拡大、パートナー探し - 参加対象
会員・非会員企業。企画によって個別の参加条件あり - 開催形式
1社1分間PR、グループ交流、自由交流、テーマ別交流など - 参加費
企画ごとに異なる。会員料金と非会員料金を設定 - 開催情報
2026年度は12日程を予定。開催日や内容は変更される場合あり
札幌・北海道の企業と接点をつくり、自社PRや協業先探しにつなげたい企業に向いています。
参加する際は、1分間で伝える内容を準備するなど、当日の企画に合わせて交流の目的を決めておきましょう。
参加費や対象業種、会場、申込期限は開催回によって異なるため、申込前に個別イベントの詳細を確認してください。
MMU異業種交流会|定例のランチ会で人脈形成や情報交換
一般社団法人MMU地域活性協会は札幌を拠点に、ビジネス交流ランチ会や月例交流会を開催しています。
ランチ会には食事とドリンクのほか、PRタイムや名刺交換の時間が設けられています。基本的に、交流を深めてビジネスにつなげたい人が参加できます。
- 主な用途
人脈形成、情報交換、自社PR、共同事業のきっかけづくり - 参加対象
交流を深め、ビジネスにつなげたい人。基本的に参加可能 - 開催形式
着席型のランチ会、夜の交流会、PRタイム、名刺交換など - 参加費
ランチ会は一般2,000円・会員1,500円。会員制度は月額1,100円または年額13,200円(税込) - 開催情報
ランチ会は毎週水曜日12時〜14時、MMU交流会は毎月第3火曜日19時〜21時
一度に多くの名刺を集めるより、定例会へ参加しながら札幌の事業者と少しずつ関係を深めたい人に向いています。
初回で話しきれなかった相手と再会し、事業内容や協業の可能性を段階的に確認することもできます。
経営者限定の交流会ではないため、決裁者との接点を重視する場合は直近の参加者層を事務局へ確認しましょう。
異業種交流会TACT|札幌近郊の事業者と人脈を広げる
異業種交流会TACTの札幌会場は、札幌近郊で事業を行う人が対面でつながるビジネス交流会です。
会社員や会社経営者、個人事業主、士業などの参加枠があり、ビジネスパートナーや委託先を探す場として利用されています。
- 主な用途
札幌近郊での人脈形成、ビジネスパートナーや委託先探し - 参加対象
会社員、会社経営者、個人事業主、士業など - 開催形式
札幌市内の会場で行う対面交流。名刺の持参が必要 - 参加費
当日会場支払い3,000円、開催7日前までの事前振込2,000円(税込) - 開催情報
会場はカナモトホール。開催日は公式サイトで要確認
札幌近郊で活動する幅広い立場の人と対面で交流し、協業先や委託先の候補を探したい人に向いています。
参加前に名刺と簡潔な事業説明を準備し、自社の目的に近い相手から優先して話すとよいでしょう。
経営者以外も参加するため、経営者や決裁者との接点だけを求める場合は注意が必要です。
ターニングポイント交流会|立席形式で幅広い業種と名刺交換
ターニングポイント交流会は全国で開催されており、北海道では札幌市を会場とするビジネス交流会が案内されています。
会社員や経営者、個人事業主、起業準備中の人が業種を問わず参加でき、立席形式で自由に名刺交換を行います。
- 主な用途
業種を越えた人脈形成、情報交換、名刺交換 - 参加対象
会社員、経営者、個人事業主、起業準備中の人 - 開催形式
終始立席で行う自由交流。途中参加・途中退出が可能 - 参加費
2,000円。現金払いのみで名刺の持参が必要 - 開催情報
札幌開催ページには2026年2月の日程が掲載。次回日程は公式サイトで要確認
一人と長く話すより、短時間でさまざまな業種の人と名刺を交換し、次につながる相手を探したい人に向いています。
参加前に話したい業種を絞り、短い自己紹介と質問を準備しておくと交流しやすくなります。
掲載されている札幌開催の日程はすでに終了しているため、申込前に次回の開催予定を公式サイトで確認してください。
札幌の異業種交流会で失敗しない選び方

札幌の異業種交流会は、参加者層や交流形式によって、出会える相手や話せる内容が異なります。
参加目的、参加者層、継続のしやすさを確認し、自社に合う交流会を絞り込みましょう。
販路開拓・協業・情報交換のどれを求めるか決める
異業種交流会は、参加目的によって会いたい相手が異なります。販路開拓が目的なら、商品やサービスの導入を検討できる企業や決裁者が参加するかを確認しましょう。
協業が目的なら、自社にない販路や技術を持つ企業と出会えるか、情報交換が目的なら、札幌・北海道の企業や知りたいテーマを扱う回があるかがポイントです。
| 参加目的 | 会いたい相手 | 交流会で確認したいこと |
|---|---|---|
| 販路開拓 | 顧客や紹介先の候補となる企業 | 自社の商品・サービスの対象となる業種や企業規模の参加者がいるか |
| 協業 | 販路・技術・サービスを補い合える企業 | 共同提案や相互紹介について話せる相手がいるか |
| 情報交換 | 札幌・北海道で事業を行う企業 | 市場、採用、制度、地域課題などを扱う回があるか |
参加前に「誰と、何について、どこまで話したいか」を決めておくと、自社に合う交流会を選びやすくなります。
「受注する」といった最終的な成果だけでなく、「課題を聞ける企業を3社見つける」「協業候補と次回の面談日を決める」など交流会当日に目指す行動を具体的にしておきましょう。
参加者の業種・役職と参加条件を確認する
参加できる人の条件だけでなく、実際にどのような業種や役職の人が多いのかも確認することが大切です。あわせて、紹介制や審査の有無、営業・勧誘に関するルールも確認しましょう。
主催者・公式ページで確かめる内容
- 参加者層
経営者、決裁者、会社員、個人事業主など、どの層が多いか - 参加条件
自社の業種や役職が対象か、紹介制や審査があるか - 禁止事項
営業や勧誘、名刺の持参、キャンセルに関するルール - 定員
全体の定員や、業種ごとの人数制限があるか
経営者との接点を求める場合は、参加人数の多さよりも経営者や決裁者が参加するかを優先して確認することが大切です。
開催頻度・参加費・交流形式から継続しやすさを比べる
立席形式は短時間で多くの人と話しやすく、着席形式や少人数制は一人ひとりと落ち着いて話しやすいという違いがあります。
短時間でさまざまな業種の人と名刺を交換し、今後も話したい相手を幅広く探す場合に向いています。
自分から声をかける機会が多いため、30秒程度の自己紹介と、優先して話したい業種を準備しておきましょう。
継続して関係を築きたい場合は、毎週・毎月など、自社が無理なく参加できる頻度で開催されているかもポイントです。
費用は1回の参加費だけでなく、会員費や飲食費、移動時間、事前準備、参加後の連絡にかかる時間まで含めて考えます。
1回の参加だけで受注を期待するのではなく、同じ相手と再会しながら関係を深められるかも判断基準にしましょう。
札幌の異業種交流会で注意したいこと
異業種交流会では有益な出会いが期待できる一方、目的の異なる参加者から営業や勧誘を受けることもあります。
トラブルを避けるため、参加ルールを確認し、相手や提案の内容を十分に確かめてから次の行動を決めましょう。
強引な勧誘やネットワークビジネスを警戒する
申込前に、運営会社や団体の情報、禁止事項、過去の開催実績、問い合わせ先を確認しましょう。
ネットワークビジネスや宗教の勧誘を禁止している交流会でも、参加者によるすべての行為を主催者が防げるとは限りません。
交流会後に個別で会う場合は、相手の会社情報や提案内容を調べ、面談の目的と所要時間を事前に確認しておくと安心です。
目的を明かさず面談へ誘われた場合や、断った後も連絡が続く場合は、やり取りを中止して主催者へ相談しましょう。
交流会を一括りに「怪しい」と決めつけず、公開されているルールや相手の行動をもとに判断しましょう。
その場で契約や高額商品の購入を決めない
「今日だけ」「今決めれば安い」などと契約を急かされても、その場では決めず、一度持ち帰って検討しましょう。
見積書や契約書を受け取り、契約先の会社情報、サービス内容、費用総額を確認します。契約期間や更新方法、解約・返金の条件も重要です。
口頭での説明だけで振込やカード決済を行わず、内容を理解できない場合や判断に迷う場合は、社内の担当者や専門家へ相談してください。
契約を検討する段階で、顧客情報や未公開の事業計画などを求められても、相手の身元と利用目的を確認するまでは共有しないようにしましょう。
自分も一方的な売り込みをしない
自社の説明ばかり続けると相手の目的や課題を理解できず、その後の関係にもつながりにくくなります。
自社の説明は簡潔にまとめ、相手が求めている取引先や協業先、現在抱えている課題について聞く時間を設けましょう。
資料を送る場合は、「今日伺った課題に関する事例をお送りしてもよいですか」と確認し、会話に関係する情報だけを送ります。
異業種交流会の出会いを仕事につなげるコツ
交流会で名刺を交換するだけでは、商談や協業にはつながりにくいものです。
自社が誰にどのような価値を提供できるのかを簡潔に伝え、相手の課題を聞いたうえで、会話の内容を覚えているうちに連絡することが大切です。
ここでは、参加前の準備、交流中の会話、参加後のフォローに分けて実践したいポイントを解説します。
30秒で「何をしている会社か」を伝えられるようにする
会社名や事業内容だけでなく、「誰の、どのような課題を、どう解決する会社なのか」を30秒程度で説明できるように準備します。
実績を加える場合は、支援した業種や対応範囲、よく相談される課題など、相手が具体的にイメージできる情報を1つ選びましょう。
- 「誰に」対象となる業種、企業規模、地域
- 「どのような課題に」顧客が困っている具体的な状況
- 「どう支援するか」自社の支援方法と相談してほしい内容
自己紹介例
当社は札幌の製造業向けに、在庫管理のクラウド化を支援しています。紙や表計算ソフトでの管理にお困りの企業とつながりたいと考えています。
対象となる企業と解決できる課題が伝われば、相手も紹介できそうな企業を思い浮かべやすくなります。
売り込む前に相手の課題や求める紹介先を聞く
自社の商品やサービスを説明する前に、相手が抱えている課題や、どのような企業とつながりたいのかを聞きましょう。
- 現在の課題
今、優先して解決したい事業上の課題はありますか - 探している相手
どのような業種・規模の企業や、どの役職の人と話したいですか - 相談・協業
外部の企業へ相談したいことや、一緒に取り組みたいテーマはありますか
自社では対応できない相談でも、適切な企業や専門家を紹介できれば相手との信頼関係を築くきっかけになります。
一緒に取り組めそうなテーマが見つかっても、すぐに大きな提携を提案する必要はありません。まずは情報交換や共同セミナーの検討、小規模な共同提案など、始めやすい取り組みを相談しましょう。
売り込むことより、互いに力になれる接点を見つけることを意識しましょう。
今後も話したい相手には翌営業日までにお礼を送る
今後も話したい相手には、当日または翌営業日までを目安にメールやメッセージを送りましょう。
定型的なお礼だけでなく、交流会で話した内容や約束した資料、次に相談したいことを簡潔に添えます。
| タイミング | 行動 | 伝える内容 |
|---|---|---|
| 当日〜翌営業日 | お礼を送る | 交流会名、話した内容、約束した資料 |
| 1週間以内 | 約束した対応を行う | 資料の送付、相手の紹介、次回面談の日程調整 |
| その後 | 必要に応じて連絡する | 相手の課題に関係する情報や次回の交流機会 |
相手の課題や約束した内容、次回の連絡時期は、社内の顧客管理表などに記録しておきましょう。約束した資料の送付や紹介は、後回しにせず対応します。
すぐに商談へ進まない場合も、相手の了承を得たうえで役立つ情報を共有すれば、無理なく関係を続けられます。
目的に合う札幌の異業種交流会を選ぼう
札幌の異業種交流会を選ぶときは、参加費だけでなく、参加者層や交流形式、開催頻度、参加条件を比較することが大切です。
まずは参加目的を明確にし、会いたい相手が参加しているか、無理なく継続できるかを確認しましょう。
AKEY会は、法人の取締役以上を主な対象とする会食型コミュニティです。札幌から経営者同士の交流機会を探したい方は、参加できる会や今後の開催予定を問い合わせてみてください。